
スマホアプリやSNS、ゲーム、AIなど
私たちの生活に欠かせない技術を支える「プログラマー」という仕事。
IT技術の進化とともに、その注目度はますます高まっています。
「プログラマーってどんな仕事?」「自分にもなれるの?」「何を勉強したらいいの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、この記事ではプログラマーの仕事内容から、必要なスキルや資格、進学パターンまでをわかりやすくご紹介します。
未経験からでも目指せる職業だからこそ、今のうちから将来を見据えて一歩ずつ準備してみませんか?
目次
「プログラマー」という言葉を聞いて、どんなイメージが思い浮かぶでしょうか。
パソコンに向かってプログラムを書き続ける姿、最新のテクノロジーを駆使して新しいサービスを生み出すクリエイティブな仕事…。
実際、プログラマーの活躍の場は多岐にわたります。
プログラマーをわかりやすく言うと…
プログラマーとは
コンピューターに「どう動くか」を伝えるための命令=プログラムを作る仕事!
私たちの生活をより便利に、より豊かにしてくれる「しくみ」を作っています。
たとえば
●商品を注文すると自動で在庫が管理される「物流システム」
●銀行のATMやネットバンキングを支える「金融システム」
●毎日手にするスマホアプリやゲーム、YouTubeの動画再生機能
●電子レンジや洗濯機、エアコンといった家電製品
こうした日常の「あたりまえ」は、すべてプログラムによって成り立っています。
ここでは、そんなプログラマーの種類や仕事内容について、具体的に紹介します。
一口に「プログラマー」といっても、その活躍の場はさまざま。
どんなシステムを開発するかによって、得意とする分野や役割が変わってきます。ここでは、代表的なプログラマーの種類をわかりやすくご紹介します。
スマートフォンやパソコンで動くアプリケーションを開発します。
身近な例では、SNSアプリやゲーム、業務用ソフトなどがあります。
WebサイトやWebサービスの開発を担当しています。
ECサイト(ネットショップやオンラインストアなど)や動画配信サービス、SNSなど、インターネット上で動くサービスが主な対象です。
人工知能や機械学習、ビッグデータ解析など、先端技術を活用したシステム開発を担います。
たとえば、チャットボット、顔認証システム、レコメンド機能(おすすめ表示)などもその一例です。
需要が急拡大している注目の分野で、専門性と創造力の両方が求められます。
テレビ、冷蔵庫、車、スマートスピーカーなど…私たちのまわりにある“モノ”に組み込まれたソフトウェアを開発するのが、組み込み系プログラマーです。
ハードウェア(機械)とソフトウェア(プログラム)の両方を理解して動かす技術が求められます。
プログラマーの仕事は、「プログラムを書く」だけではありません。
実際の開発現場では、以下のようにシステムの企画から完成後の運用まで、さまざまな工程に関わります。
開発したプログラムやシステムの「使い方」「仕組み」「テスト方法」などを、他の開発者や将来の自分が正確に理解し、利用できるように、分かりやすく記録・整理する仕事です。
設計に沿って、プログラミング言語を使ってシステムを作り上げます。
プログラムが正しく動作するか確認し、不具合があれば修正します。
うまく動かない部分やバグ(不具合)を見つけて修正することで、完成度の高いシステムに仕上げていきます。
システムの稼働後も、改善やトラブル対応を行います。
リリース後も、安定して動くように管理したり、改善を加えたりしながら長く使える状態を保つことも、プログラマーの重要な役割です。
「カタチのないアイデアを、動くしくみに変えていく」。
プログラマーの仕事は、創造と論理の掛け合わせで、世の中を少しずつ変えていく役割を担っています。
「プログラマーになるには、どんなスキルや資格が必要なのだろう?」と気になる方も多いでしょう。
未経験からでも目指せる職業ですが、効率よく成長するためには押さえておきたいポイントがあります。
ここでは、必要なスキルやおすすめの資格について詳しく解説します。
プログラマーに必要とされる主なスキルは以下のとおりです。
Java、Python、C#、JavaScript など、開発目的に応じた言語を学びます。
最近では Go や Rust などの新しい言語も注目されています。
Python や TensorFlow、PyTorch などのライブラリを使ってAI開発ができると強みになります。
AWS、Azure、Google Cloudなどのクラウド環境に強いと、活躍の場が広がります。
CI/CDやDevOpsの知識も開発の現場で重要になってきています。
一人で作業するだけでなく、チームでの連携も重要。
コミュニケーション力や報告・連絡・相談(報連相)のスキルも欠かせません。
REST API、GraphQL、マイクロサービスといった現代的な設計手法も注目されています。
資格は必須ではありませんが、基礎知識の証明や就職活動でのアピールに役立ちます。
代表的な資格を紹介します。
ITエンジニアの基礎知識を幅広く問う国家試験。プログラマーを目指すならまず取得したい資格です。
基本情報よりも高度な知識が問われます。システムエンジニアへのステップアップに最適です。
HTML、CSS、JavaScriptなどWeb開発の基礎を証明できる国家資格です。デザインと開発の橋渡しができる人材に向いています。
特定分野や言語に特化した資格もあり、興味や進みたい分野に合わせて選ぶと良いでしょう。
資格そのものも重要ですが、その過程で得られる知識や思考法こそが現場で役立つ力になります。
「資格を取ること」がゴールではなく、「スキルを磨くためのステップ」として活用しましょう。
プログラマーを目指すための進路は一つではありません。
自分に合った学び方を選ぶことが、将来のキャリア形成に大きく影響します。ここでは、主な進学パターンとその特徴を紹介します。
自分に合った学び方を見つける参考にしてみてくださいね。
情報系の大学では、コンピュータサイエンスや情報工学などの専門知識を理論からしっかり学べます。
研究活動やチームでの開発プロジェクトに参加できる機会も多く、論理的思考力や課題解決力を養えるのが魅力です。
大手IT企業や研究職を目指す場合、大学での学びは大きな強みとなります。
専門学校は、「現場で通用するスキル」を短期間で身につけたい人にぴったりの学びの場です。
カリキュラムは実践重視。プログラミングはもちろん、チーム開発やインターンシップなど、リアルな開発現場を想定した授業が多く取り入れられています。
即戦力として卒業後すぐにIT業界で活躍する卒業生も多数います。
社会人のキャリアチェンジや大学生のスキルアップを目的に、プログラミングスクールを選ぶ人も増えています。
オンライン形式や短期集中コースなど、ライフスタイルに合わせて柔軟に学べるのが特徴です。未経験からIT業界に転職するケースも多く、ポートフォリオ制作や就職サポートを行っているスクールもあります。
書籍やオンライン教材、動画講座など、インターネット上には独学で学べる情報源が豊富にあります。
自分のペースで進められる一方で、モチベーションの維持や情報の取捨選択がポイントになります。
実際に独学からプログラマーとして活躍している人も多く、ポートフォリオ(自作アプリやWebサービス)や開発経験がその実力を証明します。
進学先や学び方に正解はありません。
大切なのは、自分の目標やライフスタイルに合わせて、最適なルートを選ぶことです。
プログラマーを目指すには、プログラミングスキルだけでなく、「学び続ける姿勢」や「仲間と協力する力」も求められます。
AI、クラウド、セキュリティなど、新しい技術が次々と登場するIT業界。
だからこそ、柔軟な思考と挑戦する気持ちが、あなたの未来を大きく広げてくれます。
大学や専門学校、独学、プログラミングスクールなど、今はさまざまなルートからITの世界に飛び込める時代です。
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